知識ゼロでもわかる積立NISA(スタート編)

積立NISA

「積立NISA」聞いたことはあるけれど、仕組みがどういうものか分からないという方に向けて、説明することを心掛けました。よければ、ご覧ください。

積立NISAは、簡単に言うと

少額からできる投資で、得た利益にかかる税金を”ゼロ”にすることができる制度

です。

もう少し説明すると

「日本に居住する20歳以上の全ての人が、金融庁の厳しい基準をクリアした投資信託※1ETF※2に投資をして、年間40万円まで、売却益(譲渡益)や分配金の運用益を非課税にすることができ、最大20年間運用することができ、2018年1月から始まった(2019年3月時点で投資可能期間2018年~2037年となっており、例えば、期間ギリギリの2037年中に購入したものは、2056年まで(20年間)非課税で保有することができる)制度」です。

プニたん
えっ⁉すでに言葉が難しいプニ
松千代
先ずは投資信託とETFについて、付け加えて説明が必要そうですね

 

※1、※2 そもそも投資信託、ETFってな~に?という方もいると思います。

※1投資信託とは、

簡単に言えば、「お金を預け、お金を運用するプロが、自分の代わりに増やしてくれる

ことです。

もう少し詳しく言うと、

一般の投資家から資金を集めて、専門家が債券や株式などの複数の商品で運用して、利子・配当金・値上がりなどで得た収益を投資家に還元する金融商品

のことです。

 

※2ETFとは、

よく言われることは、

株と投資信託を足して2で割った

ようなもので、良いとこどりをしている様なものです。

もう少し詳しく言うと、

「正式名称は、Exchange Traded Fund(上場投資信託)ですので、証券取引所に上場した投資信託になります。上場している投資信託ですので、株と同じ様にリアルタイムの市場価格でいつでも、好きなタイミングで取引することができます」

これを一言でいうなら、

好きなタイミングで取引することができる上場した投資信託

となりますので、良いとこどりと言われる所以ですね。

(また、ETFについては別の記事にしたいと思いますので、今回は簡単な説明のみ記載しました。)

 

積立NISAを始める前の準備

開設できる口座数は?

ネット証券や銀行などの金融機関で口座を開設する必要がありますが、開設できる口座は1つだけです。

 

金融機関によって、取り扱っている銘柄の数や、手数料、仕組みやサービスが違いますので、先ずはどの金融機関で口座を開設するか※を選ぶ必要があります。

※開設した口座は変更することができますが、1年間は金融機関を変更することができないので、注意してください。また、積立NISAの口座を開設する際は、総合取引口座を開設することが必要になります。

NISAと積立NISAの併用は?

もし、現在一般NISAの口座を持っているのであれば、残念ながら積立NISAの口座を開設することはできません。

つまり、一般NISA口座」か「積立NISA口座」のどちらか一方を選ばなければいけません。

積立NISA口座を開設した後で、やはり、NISA口座に変更したいのであれば、「一般NISA口座」⇔「積立NISA口座」の変更は、1年ごとに切り替えることができます

 

投資信託の型について

インデックス型

「日経平均株価」や「TOPIX(東証株価指数)」や「NYダウ」など市場の株式指数の動きに連動するように作られた投資信託のことです。

つまり、インデックス型の投資信託に投資すれば、日経平均株価やTOPIXの動きに似た運用をすることができるので、初心者にとっては良いかもしれませんね。

そして、インデックス型は、一般に運用管理費用が低い傾向にあります。

アクティブ型

「日経平均株価」や「TOPIX(東証株価指数)」や「NYダウ」など市場の株式指数よりも、成果が上回るように運用する投資信託のことです。

収益の確保を目標としているので、調査や分析、組み換えなどを積極的に行っており、コストがかかるため、一般的に費用が高くなる傾向にあります。

 

メリット

少額から投資することができる

投資というと、何万、何十万も必要ではないのか?という感覚をお持ちである方も多いと思います。

しかし、積立NISAは初心者の方でも無理なく始めることができる様に作られています。

金融機関によって最低金額は異なっているものの、楽天証券、SBI証券、マネックス証券などは100円から投資することができます。

プニたん
えっ? そんな少額から投資することができるの!?それなら、投資をやったことがない私でも始められるプニ♪
松千代
そうなんだよ、プニたん。日本は海外に比べ貯蓄する傾向にあって、投資に回すお金が少ないから、初心者でも投資しやすいように少額からできるように作られたのだよ!

 

100円という少額から投資ができますので、家計が苦しくなるほど資金を投資に回すことなく、余裕資金で投資することができると思います。

利益にかかる税金がゼロになる

普通口座で、株や投資信託などで利益がでた際は、通常ですと20.315%(内訳:国税15.315%(0.315%は復興税)+地方税5%)の税がかかりますが、これがゼロになります。しかも、20年間という長い期間です。

リスク分散、長期積立・運用することができる

投資信託であり、複数の銘柄に投資するため、リスクを分散することができます。

 

デメリット

積立NISAも良い点ばかりではありません。何事も表裏がありますので、デメリットもきちんと把握しておく必要があります。

元本割れをする可能性がある

金融庁が厳選した商品ではありますが、あくまでも投資ですので、元本割れが生じる可能性はゼロではありません。

損益通算ができない

損益通算とは、証券口座を複数開設して投資をしている場合に、利益と損失を合算して、税の負担を抑えることができることです。例えばA証券の口座では利益が+100万円出たけど、B証券の口座ではー50万円の損失が出た場合に、合算することができ、+100万円ー50万円=+50万円になります。この合算した額の50万円の利益に対して課税されることになります。もし、損益通算ができない場合は、B証券では損失が出ているので課税はされませんが、A証券で得た利益の100万円に対して課税されることになります。

税率を20%(本来は、ですが、分かりやすいように20%で計算します)とすると、損益通算をできる場合の税は50万円×20%=10万円になります。一方、損益通算ができない場合は、100万円×20%=20万円になり、その差10万円になります。このように、損益通算ができると税の負担を和らげることができるのです。

しかし、積立NISAでは、損益通算ができませんので、覚えておきましょう。

金融庁が選定した金融商品のみが投資の対象

投資信託は、約6000本ありますが、その中から金融庁が厳選した約160本が積立NISAの商品になります。

そのため、いろいろな商品から選びたい方には少ないですが、一方、投資初心者の方にとっては、数が少なく選択しやすい上、金融庁が厳選している商品であるため、信頼度があり購入しやすいと思います。

繰越控除ができない

繰越控除とは、1~12月の間で損益が出た際は、向こう3年間に渡って損益分を繰り越すことができます。その繰り越した損益と次年以降の利益と合算することができ、相殺することが可能になります。

 

注意点

投資の枠はその年だけに適用

年間40万円まで非課税となる投資の枠がありますが、その年で余った分は翌年に持ち越すことができません

投資の枠は復活しない

非課税枠は復活することはありません。

現在購入している商品から別の商品に買い替える場合(スイッチングという)は、注意が必要です。

その年で非課税枠40万円を使い切っている場合は、商品を売っても非課税枠が無い状態から非課税枠がある状態になるわけではありませんので、新たに購入しようとしも購入できません。

 

投資額の決め方

投資額の計算の仕方は簡単です。

積立NISAの年間の投資額の上限は40万円であり、その値を12(ケ月)で割ればよいので、

40万円÷12ケ月=33,333円/月 

となります。

一方、最低額は100円ですので、毎月の投資額は100円~33,333円という幅があります。

この幅の中で、自分ができる額で投資を行います。

 

後で投資額を上げることができますので、投資を行ったことがない初心者の方は、先ずは100円から初めてみても良いかもしれませんね。

それでは、何歳までにいくら貯めたいかを決めると、毎月の投資額を決めることができます。投資額を決めたら、毎月コツコツと自動で投資をすることで、金銭的にも精神的にも負担が少なく、将来のために貯蓄することができます。

 

まとめ

積立NISAとはどういう投資の商品なのか、またメリット・デメリットを知ることで、税金を抑えながら将来のための貯蓄ができる可能性があります。

税金を抑えながら貯蓄できますが、誰かがやっているから、何となく儲かりそうだからという理由ではなく、1人1人条件が違いますので、内容を勉強して、どの方法が自分に適しているのかを知ることから始めましょう。

家庭条件によっては、毎月の生活費がギリギリになることもあるでしょう。その様な方は、無理して積立NISAを始める必要はないと思います。

むしろ、今現在の生活費に無駄がないか、本当はいらないけども特売をしていて安いからという理由で、ついつい買ってしまう物はありませんか?

今一度、「浪費をなくし、消費を抑える」よう見直してみてはいかがでしょう。

この記事を読んでくれた方のうち1人でも、浪費をなくすキッカケ・積立NISAが将来の貯蓄の1つの手段になれば幸いです!

 

最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。

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